WUフラッシュ（Paradoxical Sprits）
by Okayama Hironori
生物 (23)
4:霊廟の放浪者
4:鎖鳴らし
4:無私の霊魂
3:金属ミミック
4:呪文捕らえ
4:ネベルガストの伝令
呪文 (13)
3:予期
4:停滞の罠
2:逆説的な結果
1:幻術師の謀
2:燻蒸
1:罪人への急襲
土地 (24)
4:大草原の川
4:港町
2:進化する未開地
8:平地
6:島
サイド (15)
3:否認
3:石の宣告
2:守られた霊気泥棒
2:不許可
1:逆説的な結果
3:大天使アヴァシン
1:罪人への急襲
詳細はこちら（週刊デッキウォッチング vol.112 -時の縫い合わせデルバー-）
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4044
サヒーリと相対する時、フルタップで返すと即負けになる可能性が高い
そのため土地を立てて返すことが多いと考えるとと瞬速は環境にあっていてとても魅力的な能力に思える
しかし現環境の瞬速生物は大天使アヴァシンを除くとすべて貧弱なパワータフネスである
そのため瞬速デッキを作ると機体やBGといった高速デッキに生物を並べられるだけで反発できず押し切られてしまう
そこで生物を横に並べるデッキ強い全体除去の採用を検討するのだが、こちらの生物も巻き込んでしまうというあたり前のリスクがある
再展開時も結局生物の質で負けてしまうため、ドロースペルを絡めたコントロールに ならざる得ず
瞬速プランは難しいだろうというのが一般的見解だと思う
このデッキはこのジレンマを2枚のカードにより達成している
まずはスピリット以外でも活躍している無私の霊魂
この生物により自らの全体除去を守ることができる
鎖鳴らしによりインスタントタイミングでキャストできるため、相手にとって致命的な動きも可能になっている
そして逆説的な結果である
効果はヴィンテージ級ともいわれるカードだが、スタンでは霊気貯蔵器のお供として使われるくらいだった
このデッキでは全体除去を打つ前のターンに生物を回収したり、停滞の罠を再利用したりできる
そらに複数毎のドローまでついてくる恐ろしい働きをする
1ゲームでキャストするタイミングはそれほどないため枚数は絞られているが、素晴らしい発想だと思う
１枚さした幻術師の謀は生物を守ると共にこのデッキの魅力である呪文捉えの再利用やネベルガストの伝令によるライフレースの逆転も場合によっては可能になる
4マナスペルであり、場に生物がいる条件があるため複数毎引くカードではないと思うが面白い選択
サイドに3枚の大天使アヴァシンがある点もすごい
詳細なプランまでは読み取りかねるが
全体除去と入れ替え、ビートダウンするプラン
軽い生物を抜いたコントロールプラン
など相手と手番によって工夫したプランがとれると思う
僕なら手拍子でメインに入れてしまうが、それだと５マナがダブついてしまうんだろう
２強とも言われても、スタンダードはやっぱり面白いな〜（こなみ
ではでは
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